棋聖戦第5局 羽生棋聖ー豊島八段 午前(ふぁんた)
本日は第89期ヒューリック杯棋聖戦、第5局です。羽生棋聖に挑戦する豊島八段、現在2勝2敗。
羽生棋聖はこの対局に勝てば、タイトル獲得通算100期となり、豊島八段が勝てば念願の初タイトルとなります。
第5局のため先後は振り駒となり、羽生棋聖が先手番となりました。
◇戦型
角換わり
お互いの合意で角換わり腰掛け銀、新型となりました。
33手目まで、第1局・第4局の手順で進みます。後手豊島八段が34手目を△6二金とし、第1局の方へ分岐しました。(ちなみに第4局は、一旦△5二金としてから、△6二金と戻る手損の指し方をされていました。)
大きく前例から外れたのは、先手の羽生棋聖が指された45手目▲4七角です!
※将棋連盟モバイルより
コメントにも、羽生棋聖の新工夫と書かれていています。一番の狙いは、後手の7筋の桂頭を攻めることのようです。
ただ、角を動かすと、△4八飛成も入ってしまうので中々指せない手のように思いました。
この後は後手が桂頭攻めに備えて△6三金とし、▲7五歩と開戦されました。
昼からは4七の角をどう働かせていくかがポイントになると思われます!
形勢は分かりません!笑
午後も楽しみです。